シリア:シリア軍はダマスカス郊外県東グータの包囲を強化するなか、シリア民主軍は北部でダーイシュと交戦
2016年01月06日付 al-Hayat 紙

■政府はダマスカスの東グータの「閉塞」をめざす。クルド・アラブ同盟軍は「ダーイシュ」の本拠地に接近する

【ロンドン:本紙】

シリア政府軍は、ダマスカス南西に位置するムウダミーヤト・シャーム市とダーライヤー市で反体制派と民間人への「閉塞」を目論んでいる。またクルド・アラブ同盟軍「シリア民主軍」は、トルコ軍がシリア北部のクルド人の拠点を狙って爆撃したとのニュースが流れるなか、シリア北東部ラッカ県郊外の「ダーイシュ」本拠地に近い6つの村・農場を制圧した。

シリア人権監視団によると昨日、「ラッカ市北西の農村地域に位置するアイン・イーサー市郊外でシリア民主軍が進軍し、6つの村・農場を制圧するなか、シリア民主軍と「ダーイシュ」の間で激しい戦闘が続いた」。これと同時に、双方は相互に攻撃し、互いに人的被害が出た。

ラッカ市北部郊外のシリア・トルコ国境に位置するタッル・アブヤド市のクルド活動家や住民は、トルコ軍が月曜日夜から火曜日にかけて、タッル・アブヤド市とトルコ付近を結ぶ国境通行所一帯に重火器で発砲を行ったと非難した。

(後略)

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( 翻訳者:本田美紅 )
( 記事ID:39566 )