バーレーン:イランおよび「ヒズブッラー」とつながりのあるテロ細胞を摘発
2016年01月06日付 al-Hayat 紙


■バーレーン:イランおよび「ヒズブッラー」とつながりのあるテロ細胞を摘発

【マナーマ:本紙】

バーレーン内務省は昨日(6日)、イランおよびレバノンの「ヒズブッラー」とつながりのあるテロ細胞を摘発し、「危険な爆破行為」を画策した容疑で複数名を逮捕したと発表した。

内務省は昨日(6日)、バーレーン通信社が報じた同省の声明で「一連の危険な爆破行為を実行することで、バーレーン王国の治安を標的としていたテロ計略が阻止された」と述べた。また、イランの「イスラーム革命防衛隊」並びにレバノンの「ヒズブッラー」から支援を受けている秘密テロ組織の構成員複数名を逮捕したと強調した。内務省はさらに、多数の「同組織における幹部並びに実行犯、一連の危険なテロ犯罪に関与している者」が逮捕されたと述べた。

また同声明によれば、「同テロ組織はテロ集団であるアシュタル連隊や、2015年7月28日にスィトラ地区で発生した爆弾テロに加担した構成員と緊密な関係にあることが調査により明らかになった」。このテロにより警察官2名と他6名が死亡している。

同声明はさらに次のように伝えた。逮捕されている双子のテロ組織幹部、アリー・アフマド・ファフラーウィー(33歳)とムハンマド・アフマド・ファフラーウィー兄弟は「イスラーム主義ワファー潮流」に属しており、多数の構成員とともにその武装部門である「グループ・バスタ」をて、設立、指導した。
同声明が指摘したところによると、アリー・ファフラーフィー氏は2011年にイランを訪問し、「複数のテロ計画を実行するための物心面、そして兵站面での支援を確保しようとした」。この訪問は、イランにおける「テロリスト分子」とのつながりに頼ったものだという。同構成員は、イランの「イスラーム革命防衛隊」及び「ヒズブッラー」指導部と緊密な関係にある。一方、「ファフラーウィー氏は、ズハイル・アーシュール、フサイン・アブドゥルワッハーブ両容疑者を伴いレバノンを訪問した。これはヒズブッラーに物的支援を求めるためだった」という。

(後略)

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( 翻訳者:増田まい・了源康平・平岩里佳子 )
( 記事ID:39567 )