ヨルダン:政府はシリア難民の受入継続を強調
2016年01月07日付 al-Hayat 紙


■ヨルダン:シリア難民に国境は開かれている

【ドバイ:アフナーン・サマーディー】

ヨルダン政府のムハンマド・ムーマニー公式報道官は先週、シリアとヨルダンの外交関係がまだ開かれており、ヨルダンは引き続きシリア難民の受け入れ政策に取り組むと述べた。

ヨルダン通信(ぺトラ)によれば、イルビド市(ヨルダン北部)で行なわれた「ヨルダン対話・思考・発展協会」の講演でムーマニー報道官は、「ダマスカスのヨルダン大使館職員は今も業務をしている、アンマンのシリア大使館の扉は開かれており、通常通り業務を続けている」と述べた。

同報道官は以下のように付言した。「ヨルダン政府は、難民をすべての受け入れ希望国に移送するための特別機を派遣する用意があり、その費用は政府が負担する。これは特に、シリア国境付近で立ち往生している難民の受け入れをアンマンが拒否したことに対する国際社会の非難を受けたもので、その数は約1万3,000人と見積もられる。」

さらに同報道官は、アンマンが国境開放政策を継続し、日常的に難民を受け入れていることを強調しつつ「限られた資源にもかかわらず、ヨルダンは大陸や大国が受け入れなかった難民を受け入れてきた」と述べた。

国連難民高等弁務官事務所によると、2011年3月半ばにシリア危機が発生してから現在まで、ヨルダンは63万人以上の難民を受け入れてきた。一方、ヨルダンの高官らは、同国の難民受け入れ数はおよそ140万人、そのうち75万人はシリア危機以前から国内にいるシリア人と見積もっている。

シリア危機の発生以降、ヨルダンは周辺の国々よりも多くの難民を受け入れてきたと考えられる。これは両国が接する国境の長さのためで、378㎞にも及ぶ。シリア危機の初期段階で、アラブ連盟はシリアからの大使館退避を要請したが、ヨルダンはシリアとの関係や貿易を理由にこれを拒否した。

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( 翻訳者:内海菜生 )
( 記事ID:39577 )