イラク:ラマーディー完全開放に向けた軍部隊の動き
2016年01月08日付 al-Hayat 紙

■イラク部隊がラマーディー中心への展開を継続

【バグダード:ブシュラー・ムザッファル】

イラク部隊はラマーディーの大病院、競技場一帯、アンダルス地区の解放に成功、一方アンバール県議会は、軍と部族志願兵が、イラクと有志連合の戦闘機による支援を得て、「ダーイシュ」のバルワーナ市方面とハディーサ地区への集中攻撃を阻止できると強調した。

治安筋は、「対テロ機関の部隊はラマーディー南部の競技場地域に進入、ハック・モスクを解放し、その上にイラク国旗を掲げることに成功した」と述べ、「市の中心にあるダーイシュ最後の拠点と思われる残りの地域の解放を進めている」と加えた。同様に、「対テロ機関の部隊はアンダルス地区と大モスク一帯から(ダーイシュを)完全に掃討した」と指摘、「同部隊とアンバール警察がハック・モスク付近に到達した」と明らかにした。

アンバール県議会のイード・カルブーリー報道官は、本紙に電話で、「治安部隊が商業地区とアンダルス地区の解放に成功、東部のスーフィーヤ地区に到達した」と述べた。また、「ハディーサ地区では水曜夕方から昨日早朝までダーイシュの攻撃が続いた。同地区の住民は上空からの支援によって守られ、それは同地区制圧に向けたダーイシュの計画を阻止する」と指摘した。

(後略)

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( 翻訳者:松崎萌子 )
( 記事ID:39591 )