昨日のドゥーマーへの爆撃後(Douma Medical Council)
■ダマスカス郊外グータへの集中的爆撃で数十名が死傷
【ロンドン:本紙】
シリア政権軍のヘリコプターが「樽爆弾」約50個をダマスカス南西部ダーライヤー市に投下した。一方、グータ東部への集中的な空爆によってシリア上空でのロシア戦闘機の支配が顕著となった。これにより、住民50名が死傷した。さらに爆撃は、ダルアー南部からアレッポ北部およびシリア北西部のイドリブに拡大した。
「シリア人権監視団」は昨日、「ダーライヤーの複数地域にヘリコプターが投下した樽爆弾の数は48個に上った。その最中、グータ西部のムアダミーヤ・シャーム市に8個の樽爆弾が新たに投下された。一方、政権軍の構成員数名がダマスカス西部グータのダーライヤー市周辺におけるイスラーム主義勢力との衝突で死亡した」と述べた。また、「死亡者10名のうち、3名は子供であり、他数十名がロシアのものと思われる戦闘機による爆撃、および政権軍による集中的爆撃によって負傷した。これはグータ東部のザマルカー市に対して行われたものである」と指摘した。さらに、「他の目撃者情報によって、犠牲者数は増加が見込まれる」と述べた。
また複数のロケット弾が(ダマスカス市内の)アブー・ルンマーナ地区、シャアラーン地区のダール・サラーム周辺、およびウマイヤド広場付近ハムラー通りの複数地域に投下された。
(後略)
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( 翻訳者:井上開 )
( 記事ID:39592 )