■スィースィー大統領、月末にエチオピアへ

【カイロ：本紙】

エジプトのアブドルファッターフ・スィースィー大統領は、今月末にアディスアベバで開催予定のアフリカ連合サミットに参加するため、エチオピアを訪問する。カイロの情報筋は、同サミットと並行してエジプト、スーダン、エチオピアの3ヵ国首脳サミットが開催されると予想し、「特にナフダ・ダム計画に関する相互協力の確認と合意文書への誓約の強調」がなされるとした。

同ダム案件を管轄するエジプト政府のアラー・ヤースィーン報道官は、「エジプトとスーダンへの給水量を増やすため、ダム穴の数を4つに増やすというエジプトの要求を論議するため」、アディスアベバで本日、ダム計画のための技術委員会が開かれると述べた。

同報道官は次のように指摘した。「会合は昨年12月末にハルツームで開かれた6ヵ国会合で、エジプト、スーダン、エチオピアの外相及び灌漑相が署名したハルツーム文書を背景とし、条項ではダム穴の数を増やすというエジプトの要求について論議することが明記されている」。

さらに同報道官は、ダムの技術的調査が終了した後、特に3ヵ国間で調査の折り合いがつけば、エジプトの次なる措置が決まる」と加え、「エジプトが公式に通知した後、3ヵ国の代表者が署名した文書の原則に沿って、エチオピアはダムへの貯水を開始する」と指摘した。

（後略）

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（ 翻訳者:小倉摩椰 ）
（ 記事ID:39612 )