シュクリー外相とシュタインマイヤー外相、昨日のベルリンでの記者会見
■ドイツがエジプトに政治・経済的支援、シュクリー外相は本紙に対し、様々な分野での二国間協力の強化を述べる
2016年1月14日
【ベルリン:マーズィン・ヒサーン;カイロ:ムハンマド・アジュルーディー】
現在ベルリン訪問中のサーミフ・シュクリー・エジプト外相は昨日、ドイツのジグマール・ガブリエル副首相兼経済・エネルギー相とフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外相と会見した。
アフマド・アブー・ザイード外務省公式報道官は、この会見がエジプト・ドイツ二国間関係の強化と支援に焦点を当てたものだと明かした。取り分け焦点が当てられたのは、投資及び二国間の経済プロジェクトのフォローアップである。加えて地域の最近の動向、特にサウジアラビアとイランの緊張、リビア情勢、不法移民の問題、ヨーロッパへの難民流入とその治安・社会的影響などが話題に上がった。
シュクリー外相は会見中、政策ロードマップの完成や議会の初召集、テロとの戦い及び実行中の重要な経済プロジェクトの成果といった、エジプトに見られる前向きな動きを紹介した。特に同大臣は、28%の大きな利益回収を生むエジプトの良好な投資環境を指摘し、ドイツのような国がそこから利益を得て、エジプトへの投資国の最前線に立つことが重要だと述べた。
一方、ガブリエル副首相は、次なる段階としてエジプトに対する政治・経済的支援へのドイツのコミットメントを強調した。また、エジプトへの新規投資に向けたドイツ側の誠意を強調するものとして、ドイツ人ビジネスマンとドイツ大手企業社長らからなる代表団を、両者合意のもと早期にエジプトへ派遣する準備を進めていると述べた。
(後略)
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( 翻訳者:榎本飛鳥 )
( 記事ID:39653 )