イエメン:バハーフ副大統領が内戦終結の条件を提示
2016年01月17日付 al-Hayat 紙
ハーリド・バハーフ副大統領
ハーリド・バハーフ副大統領

■イエメン:バハーフ副大統領、内戦終結の条件を強調

【ムカッラー:アブドゥッラフマーン・ビン・アティーヤ;ジャーザーン:ヤフヤー・ハルダリー】

イエメンのハーリド・バハーフ副大統領兼首相は、イエメン当局が内戦終結に必要な条件として、フースィー派による国連安保理決議第2216号の適用、全ての政治的人質の解放、誠意の証拠としての諸都市の封鎖解除、講和委員会の開始にこだわっていると強調した。

同副大統領は昨日、リヤドにて開催されたイスマーイール・ウルド・シャイフ国連特使との会談の中で、正当政府は国内の流血と衝突を止めるための対話と政治的解決策、そしてイエメン全土に平和がもたらされることを望んでいると指摘した。同特使は副大統領に直前のサナア訪問の結果と、その最も重要なものとして、できる限り早く協議の場を設ける準備の一環として一部の政治犯釈放へ向けた努力を行っていることを報告した。

そのためこの2日間、サウジ国境は比較的小康状態にあり、フースィー派武装兵による侵入の試みも見られたが、サウジ部隊は彼らをミサイル発射に利用していた国境付近地域で撃退することに成功した。一方、イエメンの暫定首都(アデン)では中佐が暗殺された。

ハラド行政地区では、各地でフースィー派武装兵の死体が臭気を放ち始めている。彼らは4日前に抵抗勢力との衝突で殺害され、生き残った者たちは逃走した。

(後略)

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( 翻訳者:穴迫楓 )
( 記事ID:39681 )