サウジアラビア:イラン高官、外相会議参加のためサウジへ
2016年01月20日付 al-Hayat 紙


■サウジアラビア:イラン高官、ジッダへ

【ジッダ:ムナー・マンジューミー】

イスラーム協力機構(OIC)加盟国の外相らは明日(木曜日)、イランでの在テヘラン・サウジ大使館、在マシュハド・サウジ領事館への襲撃事件について話し合うため、同機構の本部で緊急会議を開催する。OICの消息筋は本紙対し、イランは加盟国の一員として会議に参加する予定だと明らかにした。これに先立って、OIC事務局長はサウジのアーディル・ジュバイル外相から会議開催を要請する書簡を受け取っており、加盟国のほとんどは会議開催に同意したという。また外相会議に先立ち、OIC加盟国の大使らによる予備会議が行われる予定だ。AP通信によると、アッバース・アラグチ法務・国際担当外務次官が外相会議でのイラン代表を務めることになっており、同氏はジッダに向けてテヘランを発ったという。イラン人のデモ隊が2016年の年初、サウジの在テヘラン大使館、在マシュハド領事館を襲撃し、窓ガラスを粉々にするだけでなく、館内にも乱入したことは留意に値する。これによって、サウジはイランとの外交関係を断絶する措置をとり、自国民ならびに外交使節団を帰還させることになった。

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( 翻訳者:井上剛 )
( 記事ID:39696 )