ヒラリー・クリントン氏とシリアの活動家たち
■クリントン氏:シリア活動家と会い「アサド抜き」のより良い未来を約束
【ワシントン:ジョイス・カラム】
シリア危機に対する自己の立場を反映し、またシリア危機に大きく関与することを示すというステップとして、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン前国務長官は水曜日(20日)の夜から木曜日(21日)にかけて、アメリカの首都、ワシントンでシリア活動家らと会談した。この会談では、シリア紛争の進捗や、元ファースト・レディーが大統領に就任した場合の飛行禁止区域設定計画などが話し合われた。
クリントン氏はバッサーム・ビルバンディ、ジュマーナー・カッドゥール、カースィム・イード、キナーン・ラフマーニー、イブラーヒーム・アスィールなどを含む広範なシリア人あるいはシリア系活動家と会合した。ラフマーニーはfacebookサイトの自身のページにおいて、「シリア活動家は、クリントン氏がシリア領空の飛行禁止区域や、民間人の保護のための追加的措置、アサド政権とダーイシュが行っている戦争終結を繰り返し要求していることに対しての感謝の意を表した。また、これら活動家は、ダマスカス近郊のマダーヤで包囲されている市民を支援するための動きを求めた」と書き記した。
クリントン氏は、包囲を解き、市民がシリアから出て行くことに歯止めをかけるために安全地帯を設置することなどに関して、オバマ政権に対して圧力をかけることを約した。さらに同氏は、自身が大統領に選ばれた場合、アサド氏抜きのより良い未来を築くためにシリア人を援助することを約束した。
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( 翻訳者:長野愛 )
( 記事ID:39704 )