■外務省:対トルコ関係が危機に直面
【ムハンマド・アジュルーディー】
外務省の報道官であるアフマド・アブー・ザイイド参事官が強調したところによると、エジプト・イラン関係には原則と枠組みがあり、周知の歴史背景により25年間以上大使レベルの外交関係は存在しない。このため、背景が変わり質的展開が起これらない限り、両国間関係に変化や進展が起きることは期待できない。
同じ参事官は、トルコとの溝を埋めるための仲介に向けてなされた取り組みに関する外交問題編集者との拡大会談で、本件にかかわるトルコの行動とエジプト国内の問題への介入の結果としての危機に対する、現在進行中またはかつての(トルコ側による)いかなる努力も認識しておらず、トルコ側に大きな変化がない限り両国関係の進展は不可能だと指摘した。
また同参事官は、カタールの問題についても新たな展開はないとし、「我々はロシア航空機問題を見送ろうとしており、エジプト・ロシア関係は非常に積極的な方向へ進んでいる。これは同関係の強化とそのより高いレベルへの発展という両国の政治的意向を明確に反映している」と加えた。
また別件で、同参事官は以下のとおり強調した。「エジプト側は(エチオピアの)ナフダ・ダム計画の推移にかかわる詳細をすべて把握しており、文書にない、または情報源が不明な漏洩情報や写真に基づいてこれらの問題を処理することはない。我々は技術及び政治的、双方の3ヶ国(エジプト、スーダン、エチオピア)間の枠組みで直接的な関与をしている。我々はすべての技術的側面を見通し、エジプトを特定の状況が襲うことはないだろう」。
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( 翻訳者:須賀田三志朗 )
( 記事ID:39707 )