■アラブ有志連合、アデンの治安強化のため部隊増援
【ムカッラー：アブドゥッラフマーン・ビン・アティーヤ；ジーザーン：ヤフヤー・ハルダリー；サナア、アデン：本紙】
サウジアラビアが主導するアラブ有志連合は、サナアや同市周辺、ザマール県、アムラン県、サーダ県、ジャウフ県、イッブ県、ホデイダ県などで、フースィー派の基地やアリー・アブドゥッラー・サーリフ前大統領が率いる部隊の基地複数に対し、継続的な攻撃を行った。さらに、サーダ県やハージヤ県にある拠点に対しても攻撃を実施した。サウジアラビア軍は、南がジャービリー地域、北がフシャル郡に接するマルハマ山で武装集団を掃討、数十名を殺害した。またフシャル群東のイエメン領ラーズィフ高原へ向かって逃亡した武装兵らを追撃した。
サウジアラビア内務省のマンスール・トゥルキー報道官は、ジーザーン地域フッラス県にある監視地点のひとつがイエメン領土から放たれた軍事ミサイルによる攻撃を受け、サウジアラビア国境警備隊の隊員が殉職したと明らかにした。
またアデンの航海系情報筋や目撃者らによると、戦車、装甲車、装甲部隊を含むアラブ有志連合による大規模な増援部隊が昨日、ブライカ地区のザイト港へ到着したという。複数の情報筋は、今回の増援部隊が、アラブ有志連合による臨時首都での治安強化計画に対する支援や、同地の治安悪化抑制、テロ組織からの襲撃抑止に対する支援を背景に行われていると明らかにした。
（後略）
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（ 翻訳者:井上剛 ）
（ 記事ID:39747 )