シリア:マダーヤー町で16人が餓死
2016年01月31日付 al-Hayat紙
ザアタリー・キャンプのシリア難民(Reuters)
ザアタリー・キャンプのシリア難民(Reuters)

■マダーヤー町で16人が餓死…政府はアレッポ、反体制派はハマーに前進

【ロンドン:本紙、アンマン:ロイター】

シリア政府軍がアレッポ東部郊外のクワイリス軍事空港周辺で支配地域を拡大し続ける間、反体制派勢力はハマー県(シリア中部)の要衝複数への前進することに成功した。

国境なき医師団は土曜日、「1月中旬に人道支援部隊が現地入りして以来、政府軍と同盟勢力が包囲を続けるマダーヤー町(ダマスカス県)では、さらに16人が餓死した」と発表した。同医師団は、同町で栄養不良な状況にある人は320人にのぼると見ており、「そのうち33人が極度の栄養不良に苦しんでおり、死の危険にさらされている」と述べた。

政府支持者はこの発表に対しすぐさま反論し、赤新月社の使節団が約250人を診療するべく、移動診療所を伴ってマダーヤー町に入ったとの情報を発表した。国連はこれらの人々の健康状態の改善と危機的状況からの脱出を求めている。

政府とその同盟勢力であるレバノンのヒズブッラーについての情報を発信する「中央軍事メディア」のサイトによると、ほとんどが重篤状態にある350人を診療するために、別の医療部隊がイドリブ県北部郊外のフーア村とカファルヤー村に入ったとみられる。シーア派住民の多く暮らすこれらの村は反体制派勢力が包囲しており、シリア政府にとっては、昨年春「ファタフ軍」が制圧したイドリブ県における最後の砦となる。

(後略)

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(翻訳者:青木優奈)
(記事ID:39771)