次期警察長官、3月初旬から交通反則金を増額すると発表
2016年01月25日付 Jam-e Jam 紙
次期警察長官のエスキャンダル・モオメニー司令官は、交通違反の反則金増額に関して以下のように述べた。「この案は、閣議決定された。これに基づき170項目の交通違反の内、合計40項目の違反で、50パーセントから100パーセント反則金が増額される。」
本紙の取材によれば、エスキャンダル・モオメニー司令官は州警察本部長による専門会議の合間に記者らに対して、この承認事項が官報掲載後に効力を有することになるとし、以下のように述べた。「もちろんこの事に関しては、準備措置もある。コンピューター管理システムを変更しなければならず、また増額に関する啓発運動も行われなければならない。」
彼は、次のように続けた。「エスファンド月の後半[西暦3月初旬から]、この反則金増額は実施される予定だ。」
モオメニー氏は「エスファンド月の15日[3月5日]から、この法律が施行されるのかどうか」という質問に対して以下のように答えた。「正確な日程を決定することは出来ないが、エスファンド月の15日以降に実施される予定だ。15日からでない可能性もあるが、それでも20日[3月10日]から反則金は増額される。」
次期警察長官は、この交通反則金制度がノウルーズ休暇の始めと後のどちらから実行されるのかという質問に対して、「我々は法の執行者であり、法として承認され、その執行が通達されたものはすべて実施する。」と述べた。
別の質問でモオメニー氏は、交通反則金がインフレに比例して増額する点について自身の意見を求められ、次のように答えた。「先に述べたように、我々は法の執行者である。そしてこの法律が閣議決定されたことで、それを実施することになるということだ。」
次期警察長官は、警察が市民に反則金を科すことを望んでいる訳ではないと強調して、以下のように述べた。「市民の誰もが違反を犯さず、我々が誰にも反則金を科さないこと、それこそが我々の望みである。」
モオメニー氏は、交通事故を減らすうえで市民が協力できる役割について言及し、以下のように述べた。「違反金の増額は、交通違反や事故の減少につながる要素の一つであると信じている。また一般教育や啓発運動も、それらに対し間違いなく効果的である。人々やマスコミ、また他の機関の協力も相まって、85年[2006年度]に交通事故の死者数が28000人であったものが、93年[2014年度]の終わりには16800人に減った。」
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( 翻訳者:SI )
( 記事ID:39779 )