エジプト:政府事業による新市街の土地割り当てが着々と進む
2016年02月02日付 Al-Ahram 紙
■新市街6都市で学校、グラウンド、電気系統を含めた住宅建設の入札実施
【バダウィー・サイード・ナジーラ、ハムディー・ザムザム】
新都市コミュニティ庁は、新市街における福祉プロジェクト実施に向けて多数の入札を開始した。シュルーク市では同市東部の3地区で、中低電力網の配備と街灯の設置が間も無く完了する。
また新アスィユート市では、同市の南東部への拡大に伴い、公共住宅建設地域の福祉センターによって3つのグラウンドが建設予定である。同様に、南東部への拡大に伴い、隣接する2地域の福祉センターによって保育園が建設予定である他、第1地区の福祉センターによって鉄道路線の終着駅が建設される。
また、サーダート市では市内第10地区に語学会話学校が建設予定であり、ウブール市では別荘地区やそこへ通じる道路と(第1段階として)市内の娯楽地区となる用地や島々の整備が、ミニヤー市では市内第2地区の緑地地帯や灌漑網の再整備が実施予定である。
さらにカイロ新市街では理事会からなる市の機関によって住民福祉施設の開発と効率性向上に向けた取り組みが行われる予定である。
一方で住宅省は、在外エジプト人所有地にかかわる「国民の家」プロジェクトの予約者に対する第3段階の土地割り当てを終え、彼らにこの旨知らせるメールを送信した。
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( 翻訳者:塩川ゆうり )
( 記事ID:39804 )