イラク:軍がラマーディー東部の「ダーイシュ」の本拠地を解放
2016年02月09日付 al-Hayat 紙
「ダーイシュ」支配地域からイラク軍が数百世帯を救助(Reuters)
■イラク軍はラマーディー東部の「ダーイシュ」の本拠地の一つを解放する
【ニナワ:ウスマーン・シャルシュ】
複数の高官たちが昨日述べたところによると、イラク当局はモスル奪還の準備に向け、同国北部の基地に数千の兵力を展開した。これに関して、イラク軍の准将は匿名の条件に「軍の一部隊がマフムール郡への進軍を開始した」と述べた。一方、アンバール県の複数の消息筋によると、ラマーディー東部のジュワイバ地区が解放され、ダーイシュが人間の盾として利用していた数百世帯が保護された。
作戦の第一目標は、モスルと、サラーフッディーン県に位置するキルクーク地区、フワイジャ地区、バイジ地区を結ぶダーイシュの兵站路の遮断である。イラク軍准将はまた「現在同基地には現在、3個旅団が駐屯しており、第15師団の兵士4,500人が到着することが決定済だ。到着次第、新たな段階としてモスル奪還に向けた準備に着手する」と付言した。
なお、クルディスタン自治政府の支配下にある地域に展開する兵 の大半は、有志連合軍部隊として活動している。
(後略)
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( 翻訳者:藤木郁理 )
( 記事ID:39832 )