エジプト:新ソハーグ市で橋の崩壊事故、軍やソハーグ大学が対応
2016年02月10日付 Al-Ahram 紙


■大学理事会が大統領に新校舎開校を要求、 軍はソハーグの崩壊した橋の修復に取り組む

【ソハーグ:ムハンマド・ムターウィウ、ニーフィーン・ムスタファー】

軍の技術委員会は、先週水曜日に一部が崩壊した、新ソハーグ市を通る橋本体の検査を開始した。その後建設会社が訪れ、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領による修復の指示を受けて、住民にとってより高い水準の安全性を確保する同橋の修復方法を決定する。

一方、ソハーグ大学理事会は、ナビール・ヌールッディーン学長主催の臨時会議において、スィースィー大統領宛に、新ソハーグ市での橋の事故を受けた学生、保護者、大学教職員の心情を汲んでくれたこと、また迅速な対応、橋の修復と、軍の技術担当による一ヶ月以内での救援措置という決定について、謝辞を送ることを決定した。また、同理事会は大統領に対して、カワーミル地区に総面積720フェダン(約3,024キロ平米)、総費用10億ポンドに及ぶ大学新校舎の開設を要請した。

同理事会は臨時会議で、全体会議による代わりとなる橋の検査を終えた後、橋の一部崩壊による影響について議論した。代わりとなる道路は、新ソハーグ市を通る橋の隣から砂利による舗装が終わっており、カワーミル地区の新校舎の学部生が駐車のために利用可能となっている。また、教職員は2学期の間、橋の修復が終わり当局によって安全が確保されるまで、全ての講義をナースィル市の旧校舎で行っている。あわせて、サファー・マフムード同副学長を代表として教育・学生支援のための執行委員会が設立され、各学部長とともに、教育活動を妨げることのないよう、新たな環境に沿った取り組みがなされている。

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( 翻訳者:塩川ゆうり )
( 記事ID:39834 )