パレスチナ:イスラエル軍、パレスチナ人青年3人殺害
2016年02月15日付 al-Hayat 紙
亡くなったニハード・ワーキドくんの葬儀(AP)
■イスラエル軍がパレスチナ人青年3人を殺害
【ラマッラ―、被占領地エルサレム:本紙、AFP】
イスラエル軍が昨日(14日)、ヨルダン川西岸地区で別々に発生した事件で、パレスチナ人青年3人を殺害した。ヨルダン川西岸地区北部ジニーン市近くのアラカ村では、兵士らがニハード・ラーイド・ワーキド君(15歳)、フアード・ミルワーン・ハーリド・ワーキド君(15歳)ら二人の青年を殺害。イスラエル軍は「軍部隊がパレスチナ人らの武装集団から砲弾を受けた」と明らかにし、声明で「兵士らが発砲に応戦した結果、パレスチナ人2人が死亡した」と続けた。また軍は事件現場で、M16型のライフルやナイフを発見した。
西岸地区南部ベツレヘム地方では、軍のマズムーリヤ検問所付近で兵士を刺殺しようとしたとして17歳の青年を殺害。パレスチナ保健省は声明で、亡くなったのはベツレヘムのウバイディーヤ村出身のナイーム・アフマド・サーフィ-君だと語った。ムズムーリヤ検問所は、ベツレヘム北部ニウマーン村近くに位置し、エルサレム市へ向かう道に設けられている。
ヘブロンでは昨日、キルザール・ウワイウィーさん(17歳)の葬儀が行われた。ウワイウィーさんはおととい、イスラエル兵を刺殺しようとしたところ、イスラエル軍によって殺害された。
(後略)
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( 翻訳者:井上剛 )
( 記事ID:39863 )