シリア:米露が停戦合意に向け各勢力に呼びかけ
2016年02月24日付 al-Hayat 紙

■米露は停戦合意の実行に向けそれぞれの協力者を動員

【モスクワ:ラーイド・ジャバル;リヤド、アンカラ、ベイルート、パリ、ワシントン、ニューヨーク:本紙、ロイター、AFP】

アメリカとロシアは、シリアでの「敵対行為の停止」についての合意に向けた支援を得るため、国際社会・地域・シリア国内のそれぞれの協力者との連携を強化した。これは、紛争当事者が合意に対する立場を表明する期限が明日(25日)正午に、また合意の採択が金曜(26日)から土曜(27日)にかけての夜に迫っているのを受けてのことである。一方、露政府およびシリア政府の戦闘機は空爆を継続し、シリア北西部のイドリブ県アリーハー市への爆撃により数十名が死傷した。

国営サウジ通信は昨日(23日)、同国の2聖都の守護者、サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王がウラジーミル・プーチン露大統領から電話を受け、両国関係に加え、シリア停戦に向けた努力に関して協議したと報じた。同国王は電話の中で、同国がシリア国民の期待が実現され、「ジュネーブ1」の決定に基づいた政治的解決の支援に意欲を持っていると強調した。また、停戦に向けた努力によって、食糧・生活必需品の支援がシリア全土に行き渡ることが保証される必要性を訴えた。

(後略)

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( 翻訳者:前田悠作 )
( 記事ID:39925 )