シリア:クルド人部隊YPGはアレッポ市内の反体制派支配地域の完全包囲をめざす
2016年03月04日付 al-Hayat 紙
アレッポ市内の瓦礫の間で(Reuters)
アレッポ市内の瓦礫の間で(Reuters)

■反体制派はクルド人に「アレッポ包囲」の危険を警告…ラタキアでの戦闘続く

【ロンドン:本紙】

シリアのラタキア県(北部)西部で、政府軍と反体制派武装勢力の間で戦闘が続く一方、アレッポ市(北部)の情勢に昨日、視線が向けられた。アレッポ市では、シャイフ・マクスード地区でのクルド人部隊(西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊、YPG)の進攻により、カースティールー街道が分断される脅威が生じている。同街道は、アレッポ市内の反体制派支配地域と外部の兵站路とを結ぶ最後のルートである。クルド人がこの街道を封鎖した場合には、反体制派は完全に包囲されることになるだろう。

(後略)

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( 翻訳者:二見咲穂 )
( 記事ID:39978 )