モロッコ:EUとの農産品規制にかかわる交渉を再開
2016年03月06日付 al-Hayat 紙
キャンプ視察中の国連事務総長(AFP)
キャンプ視察中の国連事務総長(AFP)

■ヨーロッパとモロッコ政府が交渉再開

【ラバト:ムハンマド・アシュハブ】

昨日ラバトで、モロッコとEUの間の交渉再開が発表された。この交渉はサハラ諸県で生産された農作物の輸入を禁じる欧州司法裁判所の決定を受けて一週間前から中断されていた。一方、潘基文国連事務総長は、モーリタニア難民を収容しているアルジェリア南部のサハラ・キャンプを訪問した。これは西サハラ問題におけるポリサリオ戦線とモロッコとの間の紛争終結に向けた交渉再開への取り組みの一環である。

EUのフェデリカ・モゲリーニ外交安全保障上級代表は一昨日、モロッコのサラーフッディーン・ミズワール外相との会談直後、ラバトで行われた記者会見で、「モロッコ・EU間の調整で必要な説明、保証、手段が整えられたと述べ、また議論に上った農産品が「国際法に違反していない」との合意を含め、双方が一致したと強調した。そして同代表は、これにより欧州司法裁判所の決定に対して再審を求めるようEUに促すと指摘、さらにEUとモロッコは「真の協力者」として取り組むだろうと強調した。

ミズワール外相はモゲリーニ代表による説明を「肯定的な発展」と評した。そしてモロッコが、「農産品を巡る双方の合意が有効であり続けることへのEUによる保証と、EUがモロッコに対する国際的義務を尊重し、農業分野の合意実施が継続するだろうとの確証を得た」と加えた。また「ヨーロッパ側との会談内容に関する最後の接触」に向けて、今月中にナースィル・ブーリータ外交担当特務大臣のブリュッセル訪問が予定されていると明らかにした。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:井森彬太 )
( 記事ID:40010 )