内務相、3都市でのPKK一掃作戦を発表
2016年03月11日付 Radikal 紙


エフカン・アラ内務相は、「ユクセコバ、ヌサイビン、シュルナク中心部にもバリケードや塹壕がある。それら地域でも掃討を行う」と述べた。

 エフカン・アラ内務相は対塹壕作戦について新聞記者らの質問に答えた。内務相は、ユクセコバ、ヌサイビン、シュルナク中心部で作戦を行うと声明し、次のように説明した。

「どこにバリケードがあろうと一掃する。準備が整い次第作戦を開始する。トルコはひとつの決断をしている最中にある。8つの郡で掃討が完了した。ユクセコバやシュルナク中心部、ヌサイビンでは未だいくつかの地区に塹壕やバリケードがあり、さらには爆弾トラップを仕掛けているとの情報も得ている。よってそれらの地域でも掃討を行う予定だ。市民のみなさんが一層安心して生活をおくれる環境を確保して、みなさんに提供する所存である。作戦時刻は実 施の数日前、ときに半日前には各地域自治体の首長から市民のみなさんへ通達されている。

■シュルナク県中心部と2郡で準備を整えた後、作戦を実施

 準備が整い次第作戦を開始する。シュルナク県中心部とその他2県でも同様に、市民に半日~1日前に外出禁止令を出し、状況も伝える予定だ。

■塹壕を掘った者を当然調査し排除する

 人びとの家々の前の対応作業を行う一方で、勝手に塹壕を掘った者は当然調査し、排除する。私たちは、職務を遂行している。皆がそうしなければならない。その時テロ組織の影が大きくなる環境がなくなる。」

■我々はノウルーズを春の祝祭として祝いたい人々を認める

 アラ内務相はノウルーズ祭に関連した質問に対し、「ノウルーズ祭は長年にわたって開催しているものだ。我々はノウルーズを春の祝祭として祝いたい人々を認める。ノウルーズとは春の祭りのことだ。市民に資する形で祝うため様々な措置を講じている。この回状も措置に対する注意喚起のためのものだ。通常のものに追記してノウルーズについても回状を送付した。注意を喚起しつつ指示を出した。いつの時も挑発をしたがる者はいた。そしてどこにでも、トルコにでも現れうる。挑発をいちいち特別視しないことが肝心だ」と語った。

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( 翻訳者:貝瀬雅典 )
( 記事ID:40029 )