シリア:プーチン露大統領が駐留ロシア空軍の主力部隊の撤退を決定
2016年03月15日付 al-Hayat 紙
「ロシアの軍事介入はその目的の大半を達した」プーチン大統領(Reuters)
「ロシアの軍事介入はその目的の大半を達した」プーチン大統領(Reuters)

■プーチン大統領は今日、シリア駐留部隊の「大部分」の撤退を命令

【モスクワ:ラーイド・ジャバル、ロンドン:本紙】

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は今日、シリアで任務にあたってきた駐留部隊の「大部分」の撤退を命令、ロシアの軍事介入が「かなりの程度目標に到達した」と述べた。プーチン大統領はまた、クレムリンでの国防大臣、外務大臣との会議で「撤退は本日火曜日から始める」と述べた。さらに、クレムリンのドミトリー・ペスコフ広報官は、プーチン大統領がロシアの決定を伝えるため、シリアのバッシャール・アサド大統領と電話会談を行ったと発表した。

クレムリンは声明で、アサド大統領がプーチン大統領に対して「ジュネーブで行われている和平交渉が具体的な結果に向けて進むことを望んでいる」と伝えるとともに、「アサド大統領が電話で、シリアにおける政治プロセスが必要だと強調した」と発表した。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:友添日向子 )
( 記事ID:40061 )