エクレム・ドゥマンル元ザマン紙編集長
ザマン紙で、MHPのオクタイ・オズトゥルク副党首の発言を「君には子供がいるのに、国民を搾取している」との見出しで報じたことを理由に、ザマン紙のエクレム・ドゥマンル元編集長について「大統領侮辱」罪により懲役4年の刑を求めて裁判が開かれた。
バクルキョイ共和国筆頭検事局により準備された起訴状では、2015年8月22日付け(発行)のザマン紙の14ページに掲載された「君には子供がいるのに、国民を搾取している」との見出しの記事内で、侮辱を含む発言がMHPのオクタイ・オズトゥルク副党首の発言が報じられているかのように提示されている、と明らかにされた。 起訴状では見出しが「君には子供がいるのに、国民を搾取している」という形をとって、大統領が不正を行い、不正に目をつむっているというような認識を生む形で、記事の続きを読まない読者には内容がわからないよう、直接に大統領が標的にされたとしている。また、ザマン紙の当時のエクレム・ドゥマンル編集長について「大統領侮辱」により4年の懲役刑が求刑された。以前もドゥマンル元編集長について何度も同様の罪で裁判が開かれ、審理に参加しなかったドゥマンル元編集長について、強制的に出廷させる決定が出された。
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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:40158 )