■第2回国際アラビア書道展
【カイロ:本紙】
エジプト文化省の文化振興基金は、第2回「カイロ国際アラビア書道展」(2016年7月17日~20日)に向け準備を進めている。
文化振興基金のニーフィーン・キーラーニー部長は、登録申請用紙および共同制作案の受付は来月(4月)末までと発表した。
同書道展のムハンマド・バグダーディー総監督は、書道展には正統派アラビア書道部門、現代アラビア書道部門、アラビア文字をモチーフとした芸術部門の3つのコンペの一般公開が含まれると述べた。また、来賓客のための特別展や国際学術シンポジウム、更に専門的なワークショップも開催される。
同書道展の目的は、一般公開の展示や学術シンポジウム、ワークショップを通して、芸術的センスを養い、次世代に伝統的で創造的な芸術遺産を引き継ぐこと、またアラブ・イスラーム芸術の文明的なイメージの構築に寄与することである。同様に、アラビア書道に関する理論的研究や調査によって、アラブ図書館や芸術や批判の
意識を育くむことも目的である。
同書道展は、全エジプトアラビア書道組合、(エジプト文化省下の)美術部・国際文化交流部、エジプトオペラハウスの協力を得て開催される。
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( 翻訳者:増田まい )
( 記事ID:40160 )