HDP議員らがオジャラン父母の墓地に参拝を行った。
テロ組織PKKのリーダーであるアブドゥッラー・オジャランの67歳の誕生日を前に、国民民主主義党(HDP)議員らがシャンルウルファ県ハルフェティ郡を訪れオジャランの父母の墓に参拝した。4月4日のオジャランの誕生日を祝うことは禁じられているにも関わらず祝賀が予定されていたという。
テロ組織PKKのリーダーであるアブドゥッラー・オジャランの67歳の誕生日を前に、知事府はあらゆるお祝いの催しを禁止した。これに反し、明日予定されているオジャランの誕生日祝いの前に民主社会委員会のレイラ・ギュヴェン理事、ハティプ・ディジレ理事、そしてHDPのディレキ・オジャラン議員、ミュスリュム・ドアン議員、アリジャン・オンルュ議員、マフムト・トゥールル議員、バフチェト・ユルドゥルム議員がハルフェティ郡を訪れた。オメルリ村に街区を来訪した議員一行は、アブドゥッラー・オジャランの母ユヴェイシュ、父オメル・オジャランの眠る一族の墓地を参拝し礼拝を行った。また、議員らはオジャランの父母の魂に祈りを捧げたことと、オジャランの誕生日を祝う予定であることを話した。
■ハルフェティ郡に厳重警戒措置
テロ組織PKKのリーダーであるアブドゥッラー・オジャラン誕生日を前にハルフェティ郡では警察と軍警察が厳重な警戒態勢を続けている。
シャンルウルファ県知事府は市街におけるすべての活動を4月6日まで禁止した。しかし禁止令後、4月4日にシンパらがオジャランの誕生日を祝ってハルフェティ郡を訪れるとの声明を出した。その後に治安部隊がハルフェティ郡とオメルリ街区に通じる道に厳重な警戒措置を講じた。警察と軍警察はハルフェティ郡に通じる12カ所のポイ ントで戦車を駐留させて検問所を設け、すべての車両を停止させてくまなく調べている。なお、治安部隊は通行車両に乗車している人々の身分証を確認し、問題がないと判断した車両には通行を許可している。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:40192 )