イエメン:アラブ有志連合の戦闘機がアル=カーイダを追跡
2016年04月04日付 al-Hayat 紙

■アラブ有志連合の戦闘機がムカッラーにおいて「アル=カーイダ」を追跡

【サナア、アデン:本紙】

アラブ有志連合の戦闘機は昨日(3日)、タイズ県西部のワーズィイーヤ地区においてフースィー派武装集団およびアリー・サーリフ前大統領の部隊の拠点複数に対し集中的な爆撃を行った。これは、(フースィー派武装集団ならびにアリー・サーリフ前大統領部隊ら)反乱分子によって同地区が制圧された翌日のことだった。また、ハドラマウト(イエメン東部)の県都であるムカッラーの武装組織「アル=カーイダ」の拠点を新たな目標に定めた。マアリブ、ジャウフ両県では、クーデターを企てる民兵集団に対して、親イエメン政府軍と人民抵抗部隊による戦闘が続いている。

人民抵抗部隊ならびにイエメン軍の情報源が伝えたところによると昨日(3日)、アラブ有志連合の戦闘機によるワーズィイーヤ地区中心部への集中的な攻撃が続いた。この攻撃によりミサイル発射台や重機が破壊された。人民抵抗部隊とイエメン軍はここ2日間でフースィー派により制圧された地域の奪還を試みている。

また同情報源によると、ジャウフ県では軍部隊ならびに人民抵抗部隊は県都のハズム市北部アカバで攻撃を開始、ライダーン山南にある「ザッラーク」戦略拠点の制圧に成功。反乱分子内に数十名の死傷者を出した戦闘の直後に、軍需物資および弾薬を獲得したと付言した。

その間、反乱分子らはマアリブ県西部にあるイエメン軍・人民抵抗部隊の拠点複数へロケット砲「カチューシャ」で砲撃を行った。治安・医療筋によると、サーワ地区を拠点としていた反乱分子は、マアリブ国立病院を標的にミサイルを発射。この砲撃により、2名が死亡、医者、看護婦各1名を含む7名が負傷した。

(後略)

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( 翻訳者:松本悠里子 )
( 記事ID:40197 )