ツインミナレットマドラサはエルズルムのシンボルであり、アナトリアで最も重要なセルジューク朝時代の歴史遺産の一つである。そのマドラサの屋根に溜まった水の排水用に設置された排水パイプが問題となった。
ツインミナレットマドラサはエルズルムのシンボルであり、アナトリアの最も重要なセルジューク朝時代の遺跡の一つでもある。約4年半をかけて修復されたが、そのマドラサの屋根に積もった雪や雨水の排水用に壁に設置された排水パイプが問題となった。
およそ700万リラを費やしてオリジナルに合った形で修復され、5月に観光用に開放されたこのマドラサであるが、その周囲の壁に取り付けられた排水パイプは非難された。
■知事「写真を見て不愉快になった」
マドラサの修復と排水パイプの設置が文化・自然遺産保護高等委員会の同意を得て行われたということをアフメット・アルトゥパルマック知事は指摘する。「写真を見て実に不愉快になりました。仲間たちと話しあった修正計画をもってオリジナルに忠実で、見た時に好感が持てる状態に戻すよう努力するつもりです。」と彼は話した。
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( 翻訳者:市野太音 )
( 記事ID:40211 )