■ダマヌール民俗芸能フェスティバルの閉幕
【アラー・マフグーブ】
第4回ダマヌール国際民俗芸能フェスティバルのプログラムが、昨日〔8日〕幕を閉じた。オペラハウスの主催により1週間にわたって開かれたこのフェスティバルには、アラブその他を含む6カ国から15団体が参加し、さまざまな芸術や民俗芸能のパフォーマンスを披露した。
閉会式はオペラハウスの劇場ホールにおいて、歌声とスィムスィーヤ〔訳者注:ハープのような弦楽器〕の音色、民俗舞踊の披露によって始まった。その後、式は劇場内部に移り、フェスティバルに参加したすべての国によるパフォーマンスの一部が示された。閉会式の第1部は、ヨルダンのラムサー劇団による「サウウィル・ヤー・ムサウウィル」〔訳者注:「写真を撮ってよ、写真家さん」の意〕という曲で締めくくられ、エジプト国民に捧げられた。それからすべての参加団体がそれぞれの国旗を掲げて集合し、その中央にはエジプト国旗が掲げられた。そのエジプト国旗は、エジプトが常に芸術の中心にあり、人類文明の揺りかごであり、愛情と同胞意識、人類の連帯を深める役割を果たしていることを示した。
閉会式の第2部では、ポート・サイド大学の選抜チームが伝統的芸能と近代的芸能を合わせたものを披露し、その最中に、同チームのメンバーがスエズ運河沿いの諸都市の歌や踊りを披露した。フェスティバルの最後は、「手と手をひとつに」という演目のショーで飾られた。このショーは、命をもって鼓動するアラブ共同体の心臓であり、精神であるエジプトの重要性を表していた。
(後略)
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( 翻訳者:八巻葵 )
( 記事ID:40239 )