トルコ大国民議会で今日委員会が開かれ、議員特権法案が議論された。そしてトルコ大国民議会史上記憶に残る乱闘が起こった。国会議員らが喧嘩をしている一方で委員会の会合にいた女性議員らは乱闘をとめようと介入し、その努力が注目を集めた。
■乱闘はなぜ起こったのか
AKP(公正発展党)とHDP(国民の民主主義党)の国会議員らが互いに口喧嘩になった。カメラマンの退出が望まれたことに対し議論は激しさを増した。カメラマンが退出させられた後も特権の議論は続いた。
その間AKPとHDPの国会議員らが互いに口喧嘩になった。HDPのガロ・パイランと一部のHDPの女性国会議員及びAKPの国会議員らの間で口論になった。カメラマンの退出が求められたことで議論は激しさを増した。カメラマンが退出させられた後も議員特権についての議論は続いた。
<中略>
HDPのスッル・スュレイヤ・オンデル議員は、メディアが関与しない、顧問が参加しない単なる委員会の集まりでなかったことを述べた。これに対して憲法委員会のムスタファ・シェントプ委員長は以前に顧問は会合に参加しないと言われていたことを思い起こした。スッル・スュレイヤ・オンデル議員はというと「ここにゼノン・パラドックスがある。100席があれば120人の議員は立つことになる。座れる顧問はいるか、いない。メトロバスのように我々は立っている」 と述べた。
■第二セッションも喧嘩で始まった
顧問らと報道陣が退出させられた後、会合を始めることができた。まず初めに司法大臣のベキル・ボズダー氏が憲法委員会で憲法第83条に追加条項を加え議員特権を廃止する法案について説明した。各党の委員による発言の後、午後五時休憩に入った。会合の第二セッションも再び朝と同様に喧嘩で始まった。今回はさらに激しい乱闘となったため、セッションはまた休憩をはさんだ。
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( 翻訳者:満生紗希子 )
( 記事ID:40350 )