エルドアン側近曰く、「トルコ=エルドアン=AKP]
2016年05月06日付 Cumhuriyet 紙
アフメト・ダヴトオール首相は公正発展党(AKP)の党会議で行った攻撃的な演説に対してタイイプ・エルドアン大統領の上級顧問であるムスタファ・アクシュ氏は回答をした。アクシュ氏は、ダヴトオール首相が話した際にツイッターで「トルコ=レジェプ・タイイプ・エルドアン=AKP」とか書かれたメモ用紙を共有し「右から読もうとも、左から読もうとも、これが現状だ」と投稿した。
アフメット・ダヴトオール首相は今日行ったスピーチで、タイイプ・エルドアン大統領との間にある深い亀裂を描いた「ペリカン文書」を書いた者たちについても非難し、「AKPに期待を寄せる何百万もの有権者は心配しないで欲しい。自分自身も顧みないつもりだ、人が手放さないと考えられるあらゆる立場をこの手で押しやろう、だが決してこの神聖な活動に身を置く、かつて裁きを受けた友人を傷つけたりしない」と述べた。
このスピーチで辞任を示唆した首相は、「必要ならば立場も顧みない、仮想のペテンゲームを許さないだろう」と発言していた。
しかし上級顧問のムスタファ・アクシュ氏は、トルコとAKPとは「タイイプ・エルドアン」のことであると書いてダヴトオールに応えた。
アクシュ氏は、以前もダヴトオール氏を無視したメッセージで問題となり、大統領が「国と政府の長」であると述べていた。
2月にジャン・デュンダル氏とエルデム・ギュル氏に関する最高裁判所の判断についてエルドアン大統領が[コメントした際]、政府報道官のヌマン・クトゥルムシュ氏は 「大統領の個人的な見解」と述べた。アクシュはこの発表に応え「個人的な見解ではない、国と政府の長の立場による発言である」と述べた。
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( 翻訳者:尾形知恵 )
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