レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の娘、スュメイイェ・エルドアンと実業家のオズデミル・バイラクタルの息子のセルチュク・バイ ラクタルの、5月14日、キュチュクチェクメジェのヤフヤ・ケマル・ベイアルトゥ・ショーセンターで行われる結婚式の招待状が明らかになった。6000人が招待された結婚式の招待客の中にはアフメト・ダヴトオール首相もいる。
シンプルな結婚式の招待状には、スュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタル二人 の名前の頭文字「S」が2つのつるで作られていた。招待状には、花とリースを送りたい人に、その代わりに、トルコ国軍軍人財団、トルコ国軍相互扶助財団とトルコ警察組織 強化財団への寄付をするよう望まれている。
結婚式ではスュメイイェ・エルドアンとセルチュク・バイラクタルに関するビデオが流される予定だ。ちょっとしたドキュメンタリー形式のビデオには、新郎新婦の幼少期から今日までの写真や、親しい友人らや家族が彼らについて語っている様子が収められている。
先日、アンカラへ行ったセルチュク・バイラクタルは、イスタンブル・アタテュルク空港において、VIPサロンから飛行機に乗るために案内したボディーガードを叱り、一般の乗客用のサロンから飛行機に乗ったことが報じられた。
■花の代わりに寄付
5月14日土曜日に行われる結婚式の招待状が準備された。招待状には花やリースを送る代わりにトルコ軍軍人財団、トルコ国軍相互扶助財団とトルコ警察組織強化財団への寄付がなされることが望まれている。
■ショーセンターは準備を進めた
結婚式が行われるキチュクチェクメジェのヤフヤ・ケマル・ベイアルトゥ・ショーセンターでは急速に準備が進められた。自治体の職員が周辺を整備し、ペンキを新 たに塗りなおしている。周りを障壁に囲まれた文化センターはそれに加え警察のバリケードも導入された。大統領府護衛チームは今から文化センターでの任務を始めた。ケマル・ベイアルトゥ・ショーセンターは、エルドアン大統領の首相時代に建てられた。合計30エーカー以上の土地に建てられ、704㎡の広さであり、ヨーロッパ最大のステージを持つセンターの名前はアレナメガとして当初発表された。しかし エルドアン大統領はセンターが開いた当時、この文化センターの名前を気に入らなかった。文化センターの名前は一年後、エルドアン大統領の望みのようにヤフヤ・ケマル・ベイアルトゥ・ショーセンターと変更された。キチュクチェクメジェ区に貸し与えられているヤフヤ・ケマル・ベイアルトゥ・ショー センターは今日までスポーツの試合や劇、映画の上映、またコンサートが開かれた。今日までこの会場で結婚式の開催は許可されなかった。
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( 翻訳者:内山千尋 )
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