自由ダウア党大会、アタテュルクの肖像画を覆う
2016年05月16日付 Hurriyet 紙

民族主義者行動党の非主流派が党大会を求めて危機が生じた首都アンカラで、同じ時間帯にダウア党の第二回党大会がアタテュルク・スポーツサロンで行われた。

コーランの朗唱とともに(アンカラのアタテュルク・スポーツサロンで)開幕した自由ダウア党第二回党大会でトルコ国歌は流れなかった。会場に巨大な額で飾られていたアタテュルクの肖像画は党の旗で覆われた。

演説の中で一部クルド語が使用された党大会では、クルド語のアナウンスが行われた。クルド語のプラカードも見受けられた。2014年10月6日から8日の起こった武力衝突で亡くなった党の若者たちの写真もサロンに飾られた。

中東とアラブ諸国からイスラム政党の代表者が参加した党大会では、イラク・クルディスタン民主党代表アフメト・カニが演説を行い、イラク・クルド自治政府マスード・バルザーニー大統領の祝福を伝えた。

度々、「アラーは偉大なり」という言葉が用いられた党大会で再選した自由ダウア党党首ゼケリヤ・ヤプジュオールは、「同じ国家のもとでともに仲良く暮らするために、国民国家的考え方を放棄しなければならない。複数の民族的アイデンティティに等距離であるべきだ」と述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:40455 )