過去最高の興行収入を記録したオスカー賞受賞のアニメーション、「アナと雪の女王」の続編で、主要キャラクターの一人、女王エルサに一人の女友達を作るというアイディアがハリウッドを混乱させている。
ツイッターの検索機能ハッシュタグではじまる『#エルサにガールフレンドを(#GiveElsaAGirlfriend)』キャンペーンで、女王エルサをレズビアンとして描くことを最初に支持したのは、女王エルサの声を担当している声優、歌手のイディナ・メンゼルであった。
CNNトルコのニュースによると、メンゼルは「素晴らしいアイディアだ。アニメーションでも内容の幅を広げる必要がある。私の出世作となったこの映画で、私が声を担当したキャラクターの一風変わった関係性の可能性を支持します」と言った。
ディズニーの製作者たちは「アナと雪の女王2」が完成していることを明らかにした際、このようなキャラクターがつくられたか否かに関しては明言を避けた。
「アナと雪の女王」のプロデューサーとディレクターであるジェニファー・リーとクリス・ブックは、この件に関して彼ら自身にたくさんの意見が届いていることを、スクリプト(シナリオ)を書いている間情報が漏れないように、ディズニーアニメーションスタジオでは大掛かりな警戒態勢が取られたということを述べるのにとどまった。
とても保守的な伝統主義をもつウォルト・ディズニーのプロデューサーたちがこの要求にどのように応えるのか、ハリウッドで関心の高い話題になった。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:西山みなみ )
( 記事ID:40591 )