アイドゥン県のアドナン・メンデレス大学(ADÜ)勤務のエルバイ・バルダクチュオール教授が、大きな批判を呼んだ、イスタンブル征服に関しての批判的な投稿のため逮捕された。
ADÜ獣医学部畜産専攻科教員のエルバイ・バルダクチュオール教授が5月29日、イスタンブル征服について個人のSNSアカウントで、「今日は、壮大な文明である東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルが、野蛮で狂信的な蛮族によって占領された記念日である」と投稿し、大反響を起こした。
批判を受けてSNSの投稿を削除したバルダクチュオール教授に対し、ADÜのジャヴィト・ビルジャン学長は、「テロを支持する学者の次は、ビザンツを好む学者が出てきたようだ。ヒラー山の子孫(ムスリム)は、オリンポス山の子孫を必ずや再び倒すだろう」とSNSに書き込み、バルダクチュオール教授を非難した。
■学長、SNSでさらに発信
エルバイ・バルダクチュオール教授の投稿について調査を開始したADÜのビルジャン学長は、バルダクチュオール教授を一時停職としたことをまたもSNSのアカウントから発表した。ビリンジオール前学長は、「件の教育者の受け入れがたいSNSへの投稿が原因で、規範の調査、刑事調査が行われ、(バルクダルオール教授が)一時停職となった。この投稿への正当な抗議を、脅しや侮辱、悪口雑言により無意味なものにしてはならない」と投稿し、フォロワーから多くの高評価をうけた。
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( 翻訳者:田中浩太郎 )
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