ラ-マッラーに巨大なランプ出現・・・・ラマダーンの夜を飾る喜びのきらめき
2016年06月09日付 al-Hayat 紙

◼パレスチナ:ラーマッラーに巨大なランプ出現・・・ラマダーンの夜を彩る喜びのきらめき

2016年06月09日付 al-Hayat紙


【ラーマッラー:バディーア・ザイダーン】

人々に「巨大なラマダーンのランプ」と呼ばれているランプ型の塔は、聖ラマダーン月の間、ラーマッラーの多くの人々にとって聖地となり、また写真撮影のメイン・スポットとなった。

ラーマッラー市中心部のヤーセル・アラファート広場―通称《時計塔広場》―の近くにあるランプは、市役所が設置して点灯・維持管理にあたっている。占領によりパレスチナ人の日々の生活が破壊されている中で、つかの間の歓喜にひたることを切実に渇望している人々にとって、ランプは喜びのシンボルと化した。

準備された高さ13メートルのパレスチナ史上最大のランプは、エルサレム聖歌隊によるイスラーム宗教歌と預言者讃歌の合唱とともに点灯された。一方、祝典に参加した多くの子供たちが小さなランプを手にして、ラマダーン月を迎えた喜びをあらわしており、一隅ではキリスト教とイスラームの聖職者たちが集まって話をしていた。その光景には、ラーマッラー市ばかりかパレスチナ全域におよぶ宗教的同胞愛とイスラエル占領に対決する一体感が反映していた。

ランプは、ラーマッラー市と隣のアル・ビーレ市の子供たちとその家族だけでなく、近辺の町や村から、否ヨルダン川西岸の北部・南部の町々からもラーマッラー市を訪れるすべての者たちに喜びをもたらした。

(後略)

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( 翻訳者:小倉摩椰 )
( 記事ID:40651 )