ウチュム大統領首席補佐官「アタテュルク・イデオロギーを憲法から除く」
2016年06月15日付 Hurriyet 紙
メフメト・ウチュム大統領首席補佐官は昨日、新憲法に関して、ブルームバーグニュースにコメントした。
ブルームバーグHTのインターネットサイトにある情報によれば、ウチュム大統領首席補佐官は、2016年の大部分を新憲法のための調査に充て、新憲法は12月に国会に提出されうると述べた。
ウチュム首席補佐官は、憲法法案では前提として、特定のイデオロギーが引用されないと述べつつ、ムスタファ・ケマル・アタテュルク・イデオロギーが引用されたいくつかの部分が除かれることになろうとした。
ウチュム氏は、「新憲法の導入部分では、ムスタファ・ケマル・アタテュルクがトルコ共和国の最初の指導者であったと記載されることが、より適切になるだろうと考えられている」と述べた。また、「政府は、憲法の三分の一の条項、つまり110から120程の条項を削除し、憲法をシンプルにしようと望んでいる。50もの国々を調査した。憲法のモデルは北アフリカやアイスランドのモデルを参考にし作成される。憲法の骨子は6月の終わりかまたは7月の頭までには準備する。その後、国民の判断に委ねることになろう」と述べた。
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( 翻訳者:田中浩太郎 )
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