トヨタ、トルコで2000人雇用を発表
2016年06月24日付 Milliyet 紙


トルコトヨタの加藤CEOは、年末に開始するトヨタC-HRモデルの生産に向け、2,000人の雇用を行うと述べた。

トヨタ・トルコ自動車のCEO兼GMの加藤浩士氏は、サカリヤ県アリフィェ郡の工場で行われたイフタール(断食明けの食事)で記者団と会談した。同氏は、夕食後行った発表で、新型SUVモデル・トヨタC-HRを年末に生産開始するため、2,000人の雇用を行うと述べた。「ご存知の通り、現在カローラ、ヴァーソの生産を行っており、今年末に新たに第3のモデルであるトヨタC-HRの生産も行われる。C-HRは、トルコで初めて生産されるハイブリッドカーで初のクロスオーバーモデルとなる。他方、C-HRと同時に大規模な採用・教育活動を推し進めている。必要な従業員数をほぼ満たしているが、現在、新たに新規雇用が必要であり、採用活動を継続し、新たなモデル生産に向け2,000人近くの雇用創出を計画している」と述べた。

加藤CEOは、2017年にはフルキャパシティでの生産を計画していることを明かし、「年間生産能力は15万台から28万台に上昇した。2017年にはフ ルキャパシティで生産を行う予定だ。このプロジェクトには3億5,000万ユーロの追加投資と合わせ、投資額は合計で17億ユーロに到達する」と述べた。

サカリヤ県カラス郡で建設が進むカラス港は、トヨタにとって戦略的重要性を持つと加藤CEOは述べ、次の通り話した:

「カラス港は単にトヨタのみならず、この地域の全自動車メーカーにとって戦略的な港である。そのため、特に北方向けに、ロシア、ウクライナ等向けにカラス港を利用することは、我々にとって非常に価値が高い。現在、ロシアとのビジネスは絶好調とは言えない。ロシアとの交易が増える点で、この港の戦略性はより 高まることとなる。」

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:40733 )