外国人不動産取得、5か月で8000件
2016年06月25日付 Hurriyet 紙

外国人への不動産売却が年初めの5ヶ月で去年の同時期に比べ3.2%の減少で7835件となり、売却のおよそ半分がイラク人、クウェート人、サウジアラビア人、アフガニスタン人に行われた。

AA(アナトリア通信社)記者がトルコ統計機構(TÜİK)のデータからまとめた情報によれば、外国人への不動産売却が続く一方で、5月中(の売却数)は去年の同月に比較して18.7%の減少で1612件だった。去年の5月は外国人に1982件の物件が売却されていた。
今年の1月~5月に外国人への不動産売却は3.2%落ちて7835件に留まった。2015年の1月~5月は外国人が8097件の不動産を売買した。外国 人の不動産購入で初めの選択を変えない一方で、5月中にイスタンブルで511件の物件が売却された。この県の後にアンタルヤの407件、ブルサの118 件、トラブゾンの89件が続いた。
2016年5月と昨年同月を比較すると(売却数が)最も増加した県は22.7%増でアンカラであった。件の時期における外国人の不動産取得で最大の落ち込みは50.7%減でメルスィン、49%減でヤロヴァ、43%減でムーラで発生した。
今年初めの5ヶ月と去年の同時期を比較すると、外国人への不動産売却が最も増えた県は47.5%増でトラブゾン、45.5%増でアンカラ、12.3%増 でブルサだった。最も落ち込んだ県は31.7%減のメルスィンだったと見られる。この県に31.1%減でヤロヴァ、21.4%減のアンタルヤが続いた。

■不動産売却の半分がイラク人、クウェート人、サウジアラビア人、アフガニスタン人に行われた

国籍別で外国人へ行われた不動産売却を見てみると、5月はイラク人が一番(買っている)とみられる。5月にイラク人に行われた193件の不動産売却は全 売却合計の11.7%を占めている。5月にイラク人の後を、182件でクウェート人、160件でサウジアラビア人、125件でアフガニスタン人が続いた。 5月には以上の4ヶ国の国民に660件の不動産が売却された一方で、この数字は外国人への不動産売却(全体)の40.1%であると示している。
イラク人が今年の5月に購入した物件は去年の同月に比べて30.1%減少し、同時期のクウェート人とサウジアラビア人が購入した物件数は順次15.7%、42%減少した。
5月に昨年同月と比較して不動産購入が最も増えた国は237.8%増でアフガニスタンであった一方で、この国に89.5%増で中国、23.8%増でヨルダンが続いた。同時期で最も落ち込んだのは順次、45.7%減でカザフスタン、45.5%減でロシアだった。
今年1月~5月に国籍別で外国人へ行われた不動産売却数は減少し、イラク人へは1386件、クウェート人へは783件、サウジアラビア人へは770件、 アフガニスタン人へは633件の不動産売却が行われた。これで以上の4ヶ国の国民に5ヶ月で行われた3572件の不動産売却は、外国人への売却数全体の 45%に匹敵するものとなった。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:40747 )