渡航解禁3日でロシア人、トルコへ回帰
2016年07月04日付 Hurriyet 紙


ロシアでトルコ語出版されているガゼテム紙のインターネットサイトに掲載された記事によると、トルコはロシアの観光市場において最も人気のある旅行地ランキングで首位の座にたった3日間で返り咲いた。航空チケット検索サイトのデータによると、モスクワ・アンタルヤ間のフライトの予約が30%増加した。旅行会社を待ち受ける最も大きな問題はというと、予約済みの目的地のトルコへの変更希望だろう。トルコツアーの販売解禁の 発表の翌日にトルコツアーの販売が開始された。ロシアの検索サイトであるヤンデクスの旅行検索サービスが、ヤンデクス・プテシェスティヴィヤのデータによると、短期間でトルコが最も人気の目的地になった。旅行会社の代表イゴール・ブリノフは、コメルサント紙に行ったコメントで、渡航解禁の翌日である金曜日にトルコツアーが全売上の6.7%であった一方、土曜日には38.8%、日曜日には35.6%でとなったと語った。トゥトゥ・ロシアのデータによるとトルコツアーを再び販売しているのは、アネクス・ツアー、テズ・ツアー、ビブリオ・ツアー、グロブス・ペガス・ツーリステックであった。ペガス・ツーリステック会長アンナ・ポドゴルニヤは、会社が週2回のフライトの全席と、その他の定期便の座席をまとまった単位でトルコ航空から購入したと述べた。ポドゴルニヤは、ツアー関連であると強調した。トルコは、目的地としてロシアで渡航 が禁止される前の最もロシア人観光客が訪れていた場所であった。フェデラル・ツーリズム社のデータによると、ロシアから外国へバカンスに行く旅行者の10%、つまり3億4,600万人の旅行者が2015年にトルコを訪れた。

■チャーター便

未だに技術面で十分とは言えないが、近い将来に再びトルコにフライトを開始する予定の観光客向けのチャーター便のカウントダウンも始まった。
旅行会社がチャーター便を早急に手配して実現することを強調したペガス・ツーリステック会長アンナ・ポドゴルニヤは、これがロサビア(ロシア航空宇宙局)の決定の後に実現するだろうと述べた。アズール・エアーの代表アナスタシア・マチュシナも同じ意見であると述べ、まずはモスクワ、サンクトペテルブルクと第3の地方都市からト ルコへの便を増やすこと計画していると述べた。他方、ロシア旅行会社協会は、ツアーが現在、定期便を利用しているため価格が上昇しているが、チャーター便 が始まれば価格は下落し、そのときは申し込みが増えるだろう、ロシア人はチャーター便に期待していると述べた。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:40802 )