イラク:ダーイシュは消耗戦を仕掛ける
2016年07月04日付 al-Hayat紙

■「ダーイシュ」はイラクにおいて衝突から消耗戦へ方向性を変えた

【バグダード:本紙】

350以上の死傷者を出し、その内120人が死亡――これが、「ダーイシュ」が支援して、土曜から日曜にかけての深夜バグダードの中でも人出の多い商業地域のカラーダ地区で起こされた大規模自殺テロの結果である。事件は、この一年の間にイラクの首都が目撃した中でも最大級の虐殺であった。ハイダル・アバーディー首相は、「犯罪者たちに代償を支払わせること」を語気強く約束した。一方、ホワイトハウスは、この爆破テロがアメリカ政府のイラクにおける対テロ支援の決意を強めるだろうと宣言した。

ダーイシュがカラーダ地区を攻撃したのは、ファルージャでの敗退への仕返しであったようである。イラク軍の責任者および司令部は、同組織がこれまで広げてきた戦線の大半から撤退し、長期的な消耗戦に戦略を変え、民間人の集まりを狙った自爆攻撃という古い手法に回帰したことを警告した。

昨日、特に断食月明けのお祭りの夕方、バグダードの中でも最も人出のある通りの一つとされるカラーダ地区には怒りの空気が満ちていた。朝方、通りに集まっていた数十人の若者たちは、現場の視察に訪れていたアバーディー首相に石を投げ、怒りを露わにした。

(後略)

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(翻訳者:長野愛)
(記事ID:40803)