あんず大不作、被害甚大
2016年07月08日付 Yeni Safak 紙


春時期の霜や雹が原因で大きな経済的被害を被ったマラトゥヤ県のあんず生産者らが、バイラム期間中の土砂降りの雨でさらに追い打ちをかけられた。被害状況は非常に甚大だ。

イェシルユルトゥ農業組合のドアン・ソルマズ組合長は、最近の大雨や強風の影響によりあんずに品質的な損害が起きたと伝えた。

ソルマズ組合長は会見で、強風とそれに伴う大雨が栽培中のあんずに悪影響を及ぼしたと話した。

一部の郡では大雨の影響で生産者が経済的打撃を受けていると話したソルマズ組合長は、「今回の大雨は、アクチャダーやバッタルガーズィカレ、ダレンデ、そしてピュトゥルゲといった郡の低地エリアとシャフナハン・マハッレシ周辺の栽培地における日干しあんずの60%、硫黄含有あんずの10%前後の品質に損害をもたらした」と述べた。

また一部の地域では、収穫前のあんずが風に伴う大雨により落下してしまったと話したソルマズ組合長は、以下のように続けた。「地面に落下したあんずにおいては、つぶれや傷により商品としての価値は低いものとなっている。生産者らは、大雨の影響で品質低下したあんずにより経済的損失を被っている。」

春時期の霜や雹によっても生産者らは経済的打撃を受けたと強調するソルマズ組合長は、このように話した。「政府が経済的な損害を受けた農家に支援を行ってくれることを期待している。われわれ生産者らは支援を受けることで、今回の損害を最小限にまで抑えるよう努力するつもりだ。」

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:40828 )