■アラブ人アーティストたちがパリでサマーショーを開催
【パリ:ナビール・ムスアド】
パリのアルハンブラ劇場で、『砂漠の輝き2』と題した3つのオリエンタルショーが上演された。よく似た作品が昨年に上演され、ヒットしたことは周知の通り。今回の上演によって、スポンサー企業が今年の稽古を開始し、本来上演終了を予定していた期日(イード・アルフィトル)の後も上演を継続すること、今夏の間にパリや他のフランスの地方都市で巡業することが明らかとなった。
『砂漠の輝き2』は歌、今どきの踊りや民族舞踊に加えて、皮肉で笑える短い劇などの演目でまとめられている。これらの要素を束ねる繊細な糸こそエジプト、レバノン、モロッコ、チュニジア、アルジェリア出身のアーティストのいるArab Eastである。
演目の中には極東の部がある。またアラブ諸国、特にモロッコに出自のあるフランス人歌手、ダンサー、俳優も出演している。ショーの前半で彼らは、自分たちのアラブ人らしさ、フランス国籍、そしてどれだけフランスの文化に順応したかを巧みに織り交ぜながら、西洋とアラブ、二つの文化が結びつくことはできないという考えを否定しつつ、自分たちのアラブ人としてのアイデンティティーを表現している。
(後略)
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( 翻訳者:八巻葵 )
( 記事ID:40856 )