「ワシントンポスト」:「ダーイシュ」は静かに「カリフ制」崩壊に備える
【ドバイ:本紙】
「ワシントンポスト」の今日(水曜)の記事によれば、「イスラーム国」組織(ダーイシュ)は、世界中で血みどろの攻撃を進める一方で、2年前に大騒乱の中で宣言した「カリフ制」が崩壊する可能性に静かに備えている。
同紙は以下のように加えた。「ダーイシュの指導部は、公開のメッセージにおいて、そしてシリアでの最近の活動を通じて、同テロ組織の戦闘能力が下がってきており、いま残っている拠点もやがて崩壊するかもしれないことを認めている。」
さらに論を進めて以下のように述べた。「同時に、ダーイシュは、たとえ構成員が秘密行動に移り、地下に潜伏することを余儀なくされたとしても、現在の暴力的な軍事行動を続行することを誓っている。アメリカ人のテロ対策専門家たちの考えでは、過去数週間のイスタンブルとバグダードでの血みどろの攻撃は、相当程度、同組織がイラクとシリアで被った軍事的敗北に対する反応である。」
(後略)
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( 翻訳者:中村優斗 )
( 記事ID:40862 )