CHPの憲法改正案、完成
2016年07月14日付 Milliyet 紙


テズジャン副党首の指揮下で準備されている憲法草案は、最初の4条が維持される一方で、立法と行政の活動について強力な議会構造が盛り込まれている。

議会制民主主義の強化を図るCHPが憲法草案の作成を完了した。草案は党上層部の委員会で議論される。

憲法和解委員会が解散した後、CHPはビュレント・テズジャン副党首の指揮により憲法草案の準備を始めた。作成された憲法草案では、現行法の最初の4条が維持される一方で、立法と行政活動について強力な議会構造が盛り込まれている。

草案では大統領の権限が議会制民主主義に沿う形で制限されており、「三権分立」の原則が強調されている。

■規則も準備

一方、同党が今年予定している政綱大会で議論される政綱立案の取り組みについては、草案の形で完了したことがわかった。政綱大会の開催時期の決定と並行して会議に提出される政綱を最終形態にするため、81の県から議員が参加する政綱委員会が組織される。しかし、党内では大会がいつ行われるか、まだ決まっていないという。

■政党内議会での承認日

CHPのケマル・クルチダルオール党首を議長に今日行われる党内議会で、党の2015年決算とオズテュルク・ユルマズ副党首によって用意された外交政策戦略文書が議員の承認にかけられる。議会が承認すれば、党の「刷新」をテーマとする外交戦略文書が土曜日に記者たちに共有される。

ミッリイェト紙が入手した情報によると、外交戦略が180度変わり、特に近隣国との関係改善をテーマにしたこの文書には3つの柱を持ち、CHPの外交政策は「現実主義的」で「先見の明があり」、「平和主義的」であることが強調されている。

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( 翻訳者:奥村 茜 )
( 記事ID:40866 )