夜中にミナレからアザーン、国民に通りにでようと呼びかけ―「クーデター」反対へ
2016年07月16日付 Milliyet 紙

モスクのミナレからエザーンが読まれ、国民に通りにでようと呼びかけられた。

イスタンブルの各地でミナレから夜中、一定の時間をあけて、アザーンが詠みあがられた。そしてクーデター事件を起こした人々に反対の意思を示すため、警察の前に集まるように呼びかけた。セリミエ・モスクをはじめ、モスクでは、セラー(礼拝の呼びかけの祈り)が詠みあがられた。

宗務庁のメフメト・ギョルメズ長官は、秘密組織の暴徒らの試みに対し、宗務庁関係者に真夜中にメッセージを送った。ギョルメズ長官は、ミナレの灯をともし、セラー(礼拝の呼びかけの祈り)を読むあげるように求めた。
(中略)

■モスクからは、礼拝呼びかけの声

アンカラとイスタンブルでおきた軍事行動のあと、これがクーデータ計画であるとしたエルドアン大統領が、人々に通りにでるように呼びかけたのをうけ、イスタンブルのあちこちのモスクで、夜中に、断続的にエザーンが詠まれた。エザーンののち、クーデター計画に対し、広場や警察署の前に集まるよう、呼びかけられた。

エディルネでは、AKPの党支部の前に集まった市民が、軍事行動にプロテストを続けている。モスクからは礼拝を呼びかける声が聞こえている。

AKPの支部前に集まった人々は、アタテュルク像に向かい、「神は偉大なり」、「民主主義を守るのは、レジェプ・タイイプ・エルドアン」というスローガンをさけび、タラトパシャ通りに行進した。(後続)

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:40880 )