国民教育省に激震、職員1万5千人休職、教員2千人資格停止
2016年07月19日付 Cumhuriyet 紙
国民教育省は、トルコ国軍(TSK)内のグループが起こそうとしたクーデターの後、1万5200人の公務員の休職を発表した。国民教育省は1万5200人を解任した後、私立機関で働く2万1000人の教員の大学卒業資格も剥奪した。
国民教育省(MEB)は、1万5200人の公務員を休職にし、彼らの調査を始めたと明らかにした。
国民教育省の公式インターネットサイトで掲示された書面による発表では、「教団とつながりのある公務員」に対し包括的な調査を行うと明らかにし、以下のように述べた。
「ご承知のように、2016年7月15日、フェトフッラー・テロ組織/並行国家構造(FETÖ/PDY)テロ組織に関係する軍事グループが我々の国の民主的な法制度と公共的諸組織の活動に対しクーデターを計画し、この計画は我々の国家と国民が見せた共同協力と優れた取り組みによって排除された。この事件が示したように、前述のテロ組織と関連するすべての人々、諸々の機関と効果的に戦わなければならず、この組織のすべての活動領域を排除しなければならない。この流れで、国民教育省として、このような構造に結びつくすべての私立教育機関と学校と宿舎ほか、我々の中央と地方組織で働くFETÖ組織とつながりのある公務員に対して包括的な調査を進めている。今日時点で、中央と地方組織で働く1万5200人の公務員の休職、および彼らの調査を始めた。また、本省のこの点における調査は続いており、世論にこの進展を通知することになろう。
■2万1000人の教員資格停止
公正発展党(AKP)の7月15日の作戦は続いている。NTVの情報によると、国民教育大臣は私立機関で働く2万1000人の教員資格を停止した。この人物たちが、どこの国でも、どんな私立機関でも、教員として働くことができないことが明らかにされた。
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( 翻訳者:内山千尋 )
( 記事ID:40919 )