オリンピック公式ウェアに新たな候補—旧デザインは抗議によってお蔵入りに(1)
2016年07月27日付 Iran 紙


「ウェアのコンセプトはイラン=イスラーム的」新ウェアのデザイナー、イラン紙とのインタビューで語る

【イラン紙1面:メフディー・マレキー】過去数日、大いなる懸念—いやこう言ってよければ、「国民的な」懸念となっていた問題が、昨日ハッピーエンドを迎えた。リオ・オリンピックに出場するイラン選手団のウェアのデザイン変更が最終的に決定され、スポーツ行政の責任者たちによって承認されたからだ。これを受け、直ちに新たなデザイナーが仕事を開始した。一般市民やアスリート、スポーツや芸術分野の著名人らの広範な批判の波が、72時間にわたって良好な影響を発揮した格好だ。

 数日前、第31回オリンピックのイラン代表選手団のウェアが発表されると、パレードで選手団が着用予定だったウェアには多くの批判が殺到した。〔‥‥〕発表会開催から間もなく、無数の批判がイラン・オリンピック委員会の責任者らに寄せられたことに対し、同委員会も声明を出し、近く今回の決定に関して見直しが行われ、イラン選手団向けの新たなウェアが計画される予定だと表明していた。

「ウェアの改善」から一転、ウェアが一新されることに

 抗議と批判の波は、イラン・オリンピック委員会を動揺させたが、当初考えられていたのは、元のデザインの微細な改善・変更にすぎなかった。しかしネット上で自然発生的に起きた運動によって、流れは一変した。

 さまざまなデザイナーたちと、彼らが提案している作品が〔ネットユーザーらによって、ネット上に〕紹介されたことで、以前のデザインは候補から外されることとなった。そして〔オリンピック〕関係者らは、ネット上で一般市民が紹介しているデザイナーを探し出す事態となったのである。

つづく


Tweet
シェア


この記事のつづきはこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:8410016 )
( 記事ID:40999 )