イスタンブルの島々へ「観光税」導入
2016年08月17日付 Milliyet 紙


15263人が居住し、夏の間は30万人が訪れるイスタンブルのプレンス諸島で、自治体の収入を増やすために法案作成の準備が行われた。この法案によれば、島を訪れる観光客に対し、自治体議会が明示した額の「観光税」を取る予定だ。

イスタンブル選出の共和人民党(CHP)議員のマフムト・タナル氏により国会に提出されたこの法案は、「プレンス諸島」として知られるビュユクアダ、ヘイベリ、ブルガズ、クナル、セデフ島に加え、チャナッカレ周辺、エーゲ海のギョクチェ島とボズジャ島においても適用される。

■西への窓開かれる

ソズジュ紙の記事によると、島々はトルコにとって、また世界にとって重要な位置にあたっているとするタナル議員は、文化、歴史、自然の価値により島々は西側への窓であるとした。

イスタンブルの島々と、ギョクチェ島とボズジャ島自治体に、冬の人口に応じて予算分配が行われるが、これらはでは足りないと明らかにした。タナル議員は、島への観光客からサービス料を取るよう提案した。また、島が所在する区自治体に向け、広域市には一年前に区で成立した予算の半分をまかなうよう要求が行われた。

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( 翻訳者:内山千尋 )
( 記事ID:41068 )