7月15日のクーデター未遂事件後に逮捕状が出されたハーカン・シュクルが、自身の家族がギュレン派に反対していると述べた。
フェトフッラー派テロ組織(FETÖ)による7月15日のクーデター未遂事件の後に逮捕状が出され、またこの関連で父親が逮捕されたハーカン・シュクルが、SNSのアカウント上で声明を出した。
12月17日(2013年に起きた、ギュレン派が主導したとされる政府の不正や収賄を告発した事件の発生日)の前日に、それまで議員を務めていた公正発展党(AKP)を辞職し、事あるごとにテロ組織のリーダーであるフェトフッラー・ギュレンを支持していたとされるハーカン・シュクルが、一家の誰一人として FETÖと繋がりはないと述べた。
FETÖが行ったことについて残念に思うと同時に驚いたと話したシュクルは、クーデター未遂事件について遺憾の意を示すとともに、亡くなった方々の冥福を祈った。
ハーカン・シュクルが2億リラ相当の固定資産を押収された後に今回の声明が出されたことについて、注目が集まった。SNSの利用者らも、シュクルの声明に対し反応を示した。
FETÖ捜査においてサカルルヤ県共和国検察は、ハーカン・シュクルと父親のセルメト・シュクルの両氏に対し、FETÖに金銭的な支援を行ったとして全財産を押収するとの決定を下していた。その中で、ハーカン・シュクルと父親には2億リラ相当の固定資産があることが判明していた。
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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:41112 )